貸事務所に住むのはOK？

貸事務所に住むのはOK？

結論からいうと、貸事務所に住むが可能なのかは、貸主との契約によります。これから貸事務所を探す場合には、理解あるオーナーを探すのがおすすめです。すでに事務所を借りている人は、契約書を確認しましょう。そこに、事務所兼自宅もＯＫとあれば大丈夫です。記載が無ければ、オーナーや不動産屋との話し合いになります。記載が無い場合は、不可と言われる可能性が高いので、腰を低くしてお願いするというスタンスの方がいいかもしれません。
契約書に事務所兼自宅可能とあっても、トラブル予防のために大家さんや不動産屋に確認するのがおすすめです。というのも、事業の内容によっては近隣に迷惑をかけることがあり、クレームが不動産屋に行ってしまうことが理由。一般的に、インターネットを利用したビジネス、たとえばイラストレーターやライターなどは認められやすいと言われています。逆に、傾向として、多くの人が来るようなたとえばエステサロンや接骨院などは認められにくいです。

貸事務所ならばコストを抑えられる

貸事務所は東京や大阪などの一等地にあることが多く、ビジネスに最適な環境で経営を行うことができます。しかも事務所を借りる費用は非常にリーズナブルです。コストを抑えて一等地でビジネスを展開できる点に貸事務所の魅力があります。一般的な物件を賃貸する場合の保証金は賃料の12か月分が相場とされていますが、貸事務所の場合は3か月分ほどです。さらに机や椅子などの備品も常設されており、自分で揃える必要がありません。
繁忙期や一時的に来客数が増える場合など、今後の予定がわかっているのであれば貸事務所の仕事場や会議室を上手く利用するとよいでしょう。業績に応じて事務所のサイズを変更することも可能です。個人で使用する小さな空間から、数人で使うことができる法人向けまで様々なものがあります。最初は小さなスペースのみを借り、必要に応じてサイズを変更するのが効率的な方法です。事業所の場所を変えることなく、業務に必要なスペースを拡張することができます。